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「家族や友人にどう伝える?」うつ病を理解してもらうコツ
対人関係 / 非定型うつ病 / 家族と家族関係について / うつ病
公開日:2025.02.17更新日:2025.02.17
うつ病を理解してもらうコツとは?
うつ病を抱えたとき、家族や友人にどう伝えるか悩む方は多いでしょう。「甘えだと思われたらどうしよう」「どう説明すればいいの?」と不安に感じることもあります。
しかし、周囲の理解があることや周囲からのサポートが得られることで、回復への道のりが楽になることも事実です。ここでは、うつ病を理解してもらうためのコツを紹介します。
① 伝え方をまずは端的に工夫してみる
相手にうつ病を理解してもらうには、シンプルで具体的に伝えることが大切な時もあります。「最近ずっと気分が落ち込んでいる」よりも、「病院でうつ病と診断されて、○○ができない日が増えている」と伝えた方が、相手も状況を把握しやすくなります。
理由としては、最初からの経過を追って順番に話すよりも、中心的な症状や診断結果などの伝達の方が、相手へ理解をスムーズに促せる場合もあるからです
② うつ病の特徴を説明する
「怠けているわけではなく、心と体が思うように動かない病気」であることを伝えると、誤解を防ぎやすくなります。また、気分の波があることや、急に連絡が取れなくなることがあるなど、自分の状態を具体的に話しておくと、周囲も適切な対応がしやすくなります。
③ 理解してもらえなくても気にしすぎない
うつ病について、もともと理解がない人も一定数にいらっしゃいます。「気合で乗り越えろ」「そんなの甘え」などの言葉をかけられることがあるかもしれませんが、それは相手が病気について正しく知らないだけかもしれません。すぐに理解されなくても、少しずつ伝えていくことで、関係性が変わることもあります。
また、病気理解のために、直接自分から説明するのではなく、疾患のパンフレットや動画などのツールを使ってみることも一つの手です。
④ サポートのお願いは具体的にする
「話を聞いてもらえるだけで安心する」「そっと見守ってくれると助かる」など、どのように支えてほしいかを伝えておくと、家族や友人も接しやすくなります。
無理にすべてを話す必要はありません。信頼できる人に少しずつ伝え、理解してもらえる関係を築いていくことが大切です。周囲との関係や理解の構築には、少なからず時間がかかることもあるかと思いますが、うつ病は一人で抱え込むものではありません。支えを受けながら、ゆっくりでも自分の体調と向き合い少しずつ前に進んでいきましょう。