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Hidamari Kokoro Clinic
強迫性障害・強迫症
強迫性障害
強迫症
公開日: 2024.11.13 更新日:2024.11.13
[ Index ]
「きょうはく」という言葉のイメージとは
「きょうはく」と聞くと、どのようなイメージが浮かびますか?
強迫性障害の「強迫:きょうはく」と「脅迫:キョウハク」といった相手を脅し威嚇してしまう行為を指す表記の意味は異なります。
「強迫:きょうはく」とは
強迫性障害にもある、「強迫:キョウハク」には、自分の意思や考えに反して何度も行動を繰り返してしまう、繰り返さざるを得ない状況を強迫性障害は指しているのです。
強迫性障害・強迫症とは
「強迫性障害」とは、自分自身がコントロールできない意識にとらわれたかのように、
- ”行動を止められなくなる”
- ”考えを止めることができなくなる”
という状況を指しているのです。
そして、強迫性障害と強迫症では、その”止められなくなる”・”繰り返しの行動”のために、日常生活への支障、社会生活への影響を大きくしてしまうことを指しています。
DSM5では不安症から分離されている
現在では、不安症とは別のカテゴリーとして独立して強迫性障害となっております。
従来のDSM4までは不安症の一部として強迫性障害が含まれていました。
強迫性症状の症状の例とは
不潔恐怖と洗浄
手すりやドアノブ、とびらや椅子などが不潔だと感じて触れない、あるいは汚れ・菌などの汚染といった恐怖から過剰なまでの手洗い回数、過剰な入浴回数、洗濯を繰り返すなどの行動があります
加害恐怖
誰かを傷付けてしまったのではないか?自分は何か悪いことやいけないことをしてしまったのではないか?あれこれ考えてしまい、大丈夫だったかどうか周りに確認を繰り返してしまう。
例えば、車の運転をしていると誰かを轢いてしまったのではないか、怪我をさせてしまったのではないか?散歩や自転車など誰かを傷付けてしまったのではないか?と確認をしてしまうのです
確認行為
施錠や、火の元栓や電気スイッチの確認など、しっかりと消したか、しっかりと閉めたかどうか気になって、何度も目視で確認する、何度も触れたり・指差しを繰り返したりをするなど、過剰な確認作業を繰り返す。
儀式行為
自分の決めた順番に手順を進めないと、不快な何か恐ろしいことが起きるかもしれないと感じ、家事や仕事などどんな場合でも、一から自分の決めた手順通りに取り組もうとする
数字へのこだわり
ラッキーナンバーや縁起など、自分にとって重要な「数字」に強いこだわりを持って、縁起やラッキーというレベル範疇を超えて、その数字にちなんだ行動に固執しこだわる。
物の配置、対称性などへのこだわり
物の位置や角度、対称性などに強いこだわりを持ち、レベルを超えて細かく調整をしたり、またその通りになっていないと強い不安をもつ
「強迫観念」と「強迫行為」は強迫性障害の症状
強迫観念とは
「強迫観念」とは、”自分で制御できない”、”思考の中に進行してくる”『反復的な考え』と、『その精神的な事象』を指しています。
具体的な「強迫観念」としては
- 手が汚れているのではないか
- 触れることで自分が汚染されてしまうのではないか
- 火やガスの元栓を閉め忘れたのではないか
- 鍵を閉め忘れたのではないか
- 何か体に悪い毒素(あるいは悪い菌)を取り入れてしまっているのではないか
- 何か自分が忘れてしまい、ミスやとんでもない問題に繋がってしまうのではないか
- 誰かを傷つけてしまったのではないか
等、さまざまです
強迫行為とは
「強迫行為」とは、上記のような強迫観念や不安を少しでも減らしたり、拭い去るための行動を指しています。そして強迫観念が強いほど、その考えを少しでも減らそうと、何度も繰り返し行為を行います。
強迫観念を拭い去るために、繰り返される「強迫行為」とは。一例を紹介
- (手が汚れているのではないかと何度も心配になり)くり返し手を洗い続けてしまう
- (火の元・ガスの栓を閉め忘れたかもしれないと何度も心配で)何度も火が消されているか・ガスの元栓を確認してしまう
- (鍵を閉め忘れたのではないかと何度も心配で)何度も施錠の確認をしてしまう
- (何か悪い毒素を取り入れてしまっているのではないかと何度も心配で)何度も拭いたり消毒を繰り返してしまう
- (何か忘れ物や、重大なミスに繋がってしまうかもしれないと何度も心配で)メモや書面の確認・見直しを繰り返したりしてしまう
- (誰かを傷つけてしまったのではないかと何度も心配で)歩いてきた道・通ってきた場所を何度も往復して確認しまう
強迫性障害・強迫症の患者様というのは通常、強迫行為あるいは強迫行動のどちらか、あるいは強迫行為と強迫行動、両方の症状を持っています。
強迫性障害における葛藤
自分でも繰り返すことが不要だと思っていても「止められない」
強迫性障害の繰り返しの行動は、手洗い・確認行為などさまざまです。
とはいえ本人ですら何度も繰り返すことは「不必要である」「バカバカしいことだ」と自覚していることでもあります。またあるいは「自分では望んでいないにも関わらず、おこなってしまう避けられない行動である」という点が特徴なのです。
なぜ行動をやめられないのでしょうか?
なぜ自分では不適切と分かっていても強迫行動をやめることができないのでしょうか?
その理由の一つとして、ひとたび手洗いや確認行為は≪やめる≫ことにより、
”何か悪いことが起きるかもしれない”
”心配やとんでもない事が起きるかもしれない(汚れ・火事・鍵を閉め忘れる、等)”
といった不安が急激に高まってしまうために、その不安を軽減したり払しょくするための繰り返しの行動が止められないのです。
強迫性障害の「症状の繰り返しサイクル」とは
症状の流れのまとめ
まとめますと、行動を止めることにより、心配や恐怖が高まってしまい、その心配や恐怖に耐えられなくなって軽減しようと行動を繰り返してしまうのです。
➡❶手洗いをした
➡❷(洗ったのだから)キレイになったと思い込もうとするが、まだ汚れているかもしれないという不安と懸念が強く湧いてくる
➡❸汚れているかもしれないという気持ちの葛藤が強くなる
➡❹もう一度手をゴシゴシ洗うようになる
➡❺(洗ったのだから)キレイになったと思い込もうとするが、それでもまだ汚れているかもしれないと懸念gあ出てくる
➡❻汚れているかもしれないと葛藤が強くなり抑制が効かなくなる
➡➡➡(繰り返す…)
強迫性障害の頻度と発症・原因について
強迫性障害の頻度とは
生涯有病率は2~3%とも報告があり、多くの方が10代~20代の若年に多いと考えられています。
そして、精神科外来で相談される、おおよそ10%の方が、強迫性障害を抱えているともされているのです。
どのように発症するのか
強迫性障害や強迫症の発症において半数の方については、突然の発症です。ただ、仕事や対人関係上のストレス、そのほか出産や育児などライフイベントなどの変化に関連して発症することもあり、そのようなストレスをきっかけとする強迫症を発症する方は半分程度あるいはそれ以上であると考えられています。
【強迫性障害にかかったとき】どのような経緯で受診することが多いですか
最初は、強迫性障害と相談しづらいと遠慮してしまいがち
強迫行為そのものは、本人ですら「何度も繰り返すことは無駄である」「バカバカしいとは思っているがやめられない」と自覚していることが多いために、なかなか自分から周囲の人に相談できずになってしまっている場合もあります。
ただし、外出できない、時間通りに行動ができないなどの支障が堅調になりやすい
しかし、確認行為が繰り返される、手洗い行為が繰り返されることは、生活に支障を来してしまうことがあるのです。
- 朝早く起きても会社に遅刻してしまったり
- 手洗い行為のために皮膚がひどく荒れてしまったり
- 社会的な活動や習慣に支障が生じてしまう
これらの支障が出てしまうことで、心療内科・精神科・メンタルクリニックなどの医療機関へ受診をされて診断と治療に繋がる方もいらっしゃいます。
もちろん、最近はWEBとネットSNSの体験談も数多く掲載されている為、ご自身の困っている症状と一致するエピソードを見つけることができて、”もしかしたら・・・強迫性障害や強迫症かもしれない”と感じてご受診される方も非常に増えてきました。
【注意】自覚症状の乏しい強迫症・強迫性障害もある
不幸や幸運や数字へのこだわりの傾向を含んでいることも
これまで自分では、”不必要だ”・”過剰だ”と感じていても繰り返してしまう強迫性障害の特徴について解説をしてまいりました。
しかし、時には、その繰り返しの確認行為を”不適切である”と強く感じておらず、むしろ”安心や冷静のために仕方ない”・”適切である”・”必要である”と感じて、繰り返しの行動に駆り立てられている方も数多くはなくとも、いらっしゃいます。
その場合は、手洗い行動や、カギをかけたかの確認、火元のスイッチ確認よりも、幸運/不幸などの数字やアイテムへの意識、数字を繰り返し数えたり・数字の順番で並べたり・対称性/正確に関する考え、”タブー”や”よろしくない”とされる思考に対する行動が比較的多いように感じます。
また比較的に自覚症状が少なく、周囲をも巻き込んでいる事にも気が付いていない、強迫症や強迫性障害もあるという点には注意が必要です。
強迫性障害の具体的なエピソードについて
強迫観念について
- 汚れているかもしれない
- 虫や菌がついてしまうかもしれない
- 火を消し忘れてしまったかもしれない
- 鍵を締め忘れてしまったかもしれない
- 誰かにケガを負わせてしまったかもしれない
- 正確さへのこだわり(左右の対称性などの正確さ)で配置・整頓できていないかもしれない
強迫行為について
- 手を繰り返し洗ってしまう
- 消毒や洗浄を何度も繰り返してしまう
- 確認行為が苦痛で、家から出られず、外出できなくなってしまう
- 外出しても確認するために家に何度も戻ってしまう
- 他者にケガをさせたかもしれないと気になり、状況確認や聞き周りを繰り返してしまう
- 正確さや対称性が気になり、何度も微調整をして時間をかけてしまう
- 幸運を呼ぶ数字や不幸に関連した数字が気になり、数字を何度も数えてしまう
症状が出てしまった結果・・・
上記のような症状が
長引くと…
-
1 . ひどい手荒れを生じてしまっても、手洗いを止められない
何度も繰り替えし手を洗うことにより、手が荒れてしまうなどがあります。そのような手の状態であっても手洗いの回数を控えることができないために、出血などの症状を呈してしまう -
2 . 確認行為のために、出社が遅れてしまったり、会社に遅刻してしまう
鍵を締めたかどうかや火を消したかどうかの確認に時間がかかってしまい、相当に朝早く起きたりしないといけなくなったり、会社に遅刻してしまうことも -
3 . 外出先で道や数を何度も確認してしまい、時間がかかり非常に疲れる
外出に行くたびに数字や元来た道の確認行為が止まらなくなり、外出するのが苦痛に感じて家から出られなくなってしまう
強迫性障害・強迫症の診断基準とは
強迫性障害・強迫症のDSM-5における診断基準を踏まえて解説をいたします。
強迫性障害では基本的には、以下のようなA~Dの項目を満たす必要がありますが、状況など含めて個人差がございますのでご注意くださいませ。
A:強迫観念あるいは強迫行為、あるいはその両方が存在している
強迫行為とは
- 繰り返される持続的な思考や衝動またはイメージが、「不適切に継続されており」、「強い不安や苦痛の原因」となっている
- 思考や衝動やイメージを、「無視したり」、「抑え込もうとしたり」、「何か他の思考や行動によって中和しよう」としてしまう。
強迫行為とは
- (手を洗う・確認をするなどの)繰り返しの行動、または(数えるなどの)繰り返しの行為について厳密に適用しないと”いけない”・”するべき”と駆り立てられている、あるいはそのように感じる
- 心の中の行為の目的は、”不安あるいは苦痛を避ける、または緩和するため、または何か恐ろしい出来事や事件とその状況を避けることを目的”としています。(またその行為そのものは一般的に不安や苦痛を取り除く行為としては過剰であるか、あるいは直接的な繋がりを持っていません。)
B:強迫観念あるいは強迫行為は時間を浪費させる(1日1時間以上)、あるいは社会的に支障や苦痛を引き起こしている
朝出社しようと家を出ても、鍵をかけ忘れていないか不安になって何度も確認を行ってしまう、少し歩きだして家から離れてしまうと、さらに気になって自宅に戻らざるを得ないなどを繰り返してしまい、朝十分に時間に余裕をもって行動しても、結局は遅刻になってしまったり、そうならないようにもっと朝早くに起きざるを得ないなども当てはまります。
つまり確認行為である、止められない繰り返し行為や、その行為を行わなければならないと駆り立てるように感じるために、【社会生活で苦痛や支障を生じてしまう】ことを指しているのです。
C:その行為と支障は、薬物の乱用など、そのほかの副作用による生理的作用ではない
薬物依存など、離脱症状や依存症状などに伴う繰り返し行動や焦燥などではないという点が重要です。
D:その他の精神疾患ではない
強迫観念・恐怖と考えられる症状が、他の精神疾患では当てはまらないことを指しています。
強迫性障害・強迫症の治療について
薬物療法
強迫性障害・強迫症の薬物治療としては、うつ病などで投与される、抗うつ薬のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が治療には有効とされています。
うつ病の治療と同様の用量で治療を行うことができ、抗うつ薬の使用により強迫性障害における治療への反応性も5割以上も上昇させたと報告があります。
薬物治療の効果について
通常は治療を開始して、約4~6週間程度で症状への変化が見られ、8~16週間で薬物療法の効果が最大となるとされています。しかし、薬をすぐに減量してしまうことによる再発と諸問題は無視できないので、お薬治療の調整については、自己判断なさらず医師と相談しながら進める必要があります。
また薬物療法に加えて、次に記載する通院による精神療法などを併用することも重要です
精神療法
一定の治療計画のもとに危機介入、対人関係の改善、社会適応能力の向上 を図るための指示、助言や働きかけを継続的に行う治療方法を指しています。
特に強迫性障害・強迫症においては、治療計画としては薬物治療だけではなく、「その症状と病状の経過に応じた働きかけ」や「疾患に対する理解」は大変重要です。
支持的精神療法
精神療法については、とくに手法等が一般化されるものではなく、お一人お一人の症状や状態に応じて選択されるものですので大変流動的ではあります。しかし特に、社会生活に支障が出てしまう強迫性障害や強迫症では、定期的な通院や≪共感的な≫医師とのやり取りや、時には≪勇気づけるような≫支持的精神療法にも効果があるとされています。
しかし、あくまでも診察の流れで体調や状況に応じて、組み立て・選択されるべきで、どんな状況であっても支持的精神療法であるべきだという訳ではありません。
まずは強迫性障害の特徴である強迫観念や強迫行為といった病気への理解少しづつ深めつつ、通院治療も継続することが治療においては大切なのです。
ご家族・周りの方の接し方とは
本人の困り度や、周囲とのぎくしゃく関係について
強迫性障害や強迫症は、過剰にも繰り返してしまう強迫行為や、自分にはコントロールできない強迫観念として、しばしば人間関係ですれ違いやぎくしゃくのきっかけとなりやすいことも特徴です。
不安や確認行動を、家族が代行してあげることの側面とは
そして、本人が抱く不安を取り除くために、家族や親しい人たちが、”確認を代行したり”、”手伝わせたり”などの面もあるかもしれません。
例 家族が代わりに施錠について確認をしてあげるなど
しかしながら、その”代行でする確認行為”が本人の負担を軽減するためにも関わらず、むしろ本人の不安感情や恐怖感情を逆に強固なもの、つまり”確認行動をすることで軽減すべき感情”として強化固定してしまうことになりかねないときもあります。
また逆に、不安を強める考えや取り組みを周囲が強制的に変えようとすることは、逆に本人は否定された乱暴な対応をされたと感じてしまうこともあるかもしれません。
本人が通院や治療を継続しやすいように、強迫性障害の治療について身近な人の立場として支えてあげることも大切なのです。
一人で悩まずに、
まずは一度ご相談ください
よくあるご質問
FAQ強迫性障害とうつ病について
強迫性障害や強迫症は、うつ病の合併率が比較的に高いとされており、
強迫性障害や強迫症の30%の方にうつ病を合併しているという報告があります。
強迫性障害の診断基準について教えてください。
以前は強迫性障害は不安障害の一種であると考えられていましたが、最新のDSM-5(アメリカ精神医学会での診断基準)では不安障害とは独立した異なる疾患であると強迫性障害は分類されています。
そのDSM-5の中では①強迫観念・強迫行為、またはその両方の存在、②強迫観念または強迫行為が時間を浪費させる(1日1時間以上かける)、または臨床的に意味のある苦痛、または社会的・職業的・その他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている、といった事が診断基準として挙げられています。
強迫性障害の症状とはどんなものですか?
強迫性障害の症状では、自分では不合理・無意味と認識していても、強迫観念・強迫行為が繰り返されて、自分では制御できないので不安や苦痛が生じてしまいます。
強迫性障害に関する、強迫観念とは、頭から離れない考えのことで、「人を傷つけてしまうのではないか」等、その内容が不合理な事や一般的にあってはならないことや心に受け入れられない事柄であったとしても、頭から追い払う事ができないもののことを言います。これらの考えはきっかけもなく突然に浮かんできてしまうこともあります。
強迫行為とは、手を何度も洗ってしまう洗浄強迫、戸締りや火の始末を忘れていないか何度も確認してしまう確認強迫が代表的なものですが、心の中で数を数えたり言葉を繰り返したりなどの心の中で行ってしまう事柄も含まれます。
強迫性障害はどのような人がなりやすいですか?
疫学的には強迫性障害の生涯有病率は2~3%と言われています。
発症年齢は思春期や若年成人で多く、平均年齢は19.5歳。1/4が14歳までに発症しているものの、35歳以上での発症は稀だと考えられています。男女差はないものの、男性の方が女性よりも発症年齢が若く、男性患者の約25%は10歳以前に発症するといわれているので、子供であっても注意が必要です。26~35歳での発症は女性のほうが多くなっています。
強迫性障害とはどんな疾患ですか?
昔は強迫神経症と呼ばれていた疾患で、強迫観念・脅迫行為が主な症状です。
WHOの報告では生活上の機能障害を引き起こす10大疾患のひとつとも言われています。アメリカのデータではうつ病の患者さんの約13%の人がこの強迫性障害を合併しているとも言われています。患者さんが病気であるという認識があることは多いものの、自分ではなんともできず・自分の問題だと抱え込んでしまい周囲には相談しづらいく、お一人で悩んでいることが多い疾患であるといえます。