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うつ病のサインを見逃さないで!心と体が発するSOSとは?
非定型うつ病 / うつ病
公開日:2025.02.16更新日:2025.02.16
日々の疲れとストレス。心と体が発するSOSとは?
日々の疲れやストレスが溜まって、「なんとなく気分が晴れない」「ずっと疲れている」と感じることはありませんか? もしかすると、それはうつ病のサインかもしれません。心と体は無理をすると、さまざまな形でSOSを発します。そのサインを見逃さず、早めに気づくことが大切です。
① 気分の落ち込みや興味・関心の低下
何をしても楽しくない、好きだったことに興味が持てないという状態が続くのは、心が疲れている証拠です。「やる気が出ない」と感じる日が増えたらうつ病のサインであり要注意です。
② 慢性的な疲労感や睡眠の乱れ
十分な睡眠をとっても疲れが抜けない、寝つきが悪い、夜中や早朝に目が覚めるなど、睡眠の質が低下することが多くなります。逆に、非定型うつ病のように眠りすぎてしまうという症状ケースもあります。
③ 食欲や体重の変化
食欲がなくなり、体重が減ることもあれば、過食になってしまうこともあります。食生活が乱れるのも心の不調のサインです。
④ 集中力や判断力の低下
仕事や勉強に集中できず、ミスが増える、決断するのが難しくなるなど、頭がうまく働かないと感じることがあります。これらの結果、「自分はできない」「みんなに迷惑をかけてばかりいる」など自己否定感や罪業感が強くなってしまうことがあります
⑤ 体の不調が続く
頭痛や胃の痛み、肩こりなど、検査をしても原因がわからないカラダの不調が続く場合、ストレスや心の疲れが関係しているかもしれません。うつ病以外の心の不調でも、身体面に影響が出てしまうことはあるので注意が必要です。
さいごに
うつ病のサインを紹介をいたしました。ストレスや過労でも生じ得る不調ですが、もしこれらの症状が2週間以上続く場合は、無理をせず、家族や友人に相談したり、心療内科や精神科の専門家に話を聞いてもらうことが大切です。心と体のSOSを見逃さず、早めにケアしていきましょう。