「もしかしてうつ病？」疲れやすい・やる気が出ないとき

「疲れやすい」と感じるとき

最近、何をするにも疲れやすく、やる気が出ないと感じることはありませんか？ 仕事や家事をこなすのがしんどくなり、以前は楽しめたことにも興味が湧かなくなる…。もし、こうした状態が2週間以上続いているなら、うつ病の初期症状の可能性があります。

過労やストレスのせいで、疲れが抜けず「なんとなく体がだるい」「気分が落ち込む」「眠れない」 などの症状が現れることは多いものですが、うつ病の初期症状においても認められる症状です。

但し、気分の落ち込みや集中力の低下がいつまでも続く場合には、うつ病などのココロの不調かもしれません。心のSOSサインを見逃さないことが大切です。

「食事をとるのが面倒」「興味が低下してしまった」とき

また、 食欲の変化 も見逃せません。食事をとるのが面倒に感じたり、逆に食べ過ぎてしまったりするのも、心の不調の表れでもあります。

集中力の低下や、自己否定感の悪化も

そして、集中力が低下したり、考えがまとまらなくなるなども、うつ病の初期症状ですが、これらの症状はさらに時間が経過すると、「自分はダメだ」「何をやっても意味がない」 という自己否定感が強くなってしまうこともありますので注意が必要です。

もし、こうした症状に心当たりがあるなと思われる方は、一人で抱え込まずに信頼できる人に相談しましょう。家族や友人、職場の上司など、話しやすい人に打ち明けるだけでも気持ちが楽になります。さらに、心療内科やメンタルクリニックで専門家に相談することで、適切な治療を受けられます。

「ただの疲れ」と思って放置せず、心と体のサインを大切にしてください。無理をせず、自分をいたわることが回復への第一歩です。