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朝がつらい… 目覚めを少しでも楽にするための工夫
非定型うつ病 / 生活習慣 / うつ病
公開日:2025.02.19更新日:2025.03.02
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目覚めを少しでも楽にするための工夫とは
朝、布団から出るのがつらいと感じることはありませんか? 特に、うつ病やストレスを抱えていると、朝の目覚めが一層重く感じられることがあります。
朝が苦手だからといって焦る気持ちや、スムーズに起きることができないと、自己嫌悪に陥ってしまうことも。少しの工夫で、目覚めを少しずつ楽にするための方法をここでは紹介します。
目覚めを穏やかにする環境を整える
目覚めがつらい理由のひとつに、「急激な刺激」があります。大音量のアラームや暗い部屋での急な覚醒は、身体にストレスを与え、余計に起きるのがつらくなってしまいます。
優しい音のアラームを使う
自然音や、少しずつ音量が上がるアラームを設定すると、急な覚醒を防ぎ、負担を減らせます。
カーテンを少し開けておく
朝日が部屋に入ると、体内時計が整いやすくなります。特に冬場は日照時間が短いため、タイマー付きの照明を使うのも効果的です。
起きる時間を一定にする
生活リズムが乱れていると、朝が余計につらくなります。平日と休日で極端に起きる時間を変えないようにし、できるだけ同じ時間に目を覚ます習慣をつけましょう。
起きたら、まず体を動かしてみる
目覚めが悪いときは、いきなり布団から出ようとせず、少しずつ体を動かすことがポイントです。
- 布団の中で手足を伸ばす
- 軽く深呼吸をする
- できれば座るところから始めてみる
こうした動作をゆっくり行うことで、体と心が「起きる準備」を始めます。
朝の楽しみをつくる
「起きたくない」と感じる気持ちを少しでも、ポジティブな要素にするためにも、「これなら起きてもいいかも」と思える習慣を作ってみたりすることも一つのポイントです。
- 好きな音楽を流す
- 美味しい飲み物(コーヒーや温かいお茶)を用意する
- 朝の楽しみを1つ決めておく(漫画を読む、ラジオを聞く など)
無理をしないことも大切
朝がどうしてもつらい日は、自分を責めるのではなく、「今日は無理せず、できる範囲で動こう」と受け入れることも大切です。目覚めの改善は一朝一夕でできるものではなく、少しずつ習慣を整えていくものでもあります。
自分に合った方法を見つけながら、焦らず無理のないペースで続けていきましょう。