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「何も感じない…」うつ病と感情の鈍麻について知ろう

非定型うつ病 / 心理面・思考 / うつ病

公開日:2025.02.19更新日:2025.02.19

うつ病と感情の鈍麻について

うつ病の症状のひとつに「感情の鈍麻(どんま)」があります。これは、以前なら楽しいと感じていたことが楽しめなくなったり、悲しいことがあっても心が動かなくなったりする状態を指します。

「嬉しい」「楽しい」「悲しい」といった感情が湧いてこないことで、自分自身に違和感を覚え、「自分は冷たい人間になってしまったのでは?」「自分にとって、つまらない世界になってしまったのでは」と不安に感じる人もいるかもしれません。しかし、感情の鈍麻は決して本人の性格や意志の問題ではなく、うつ病の影響によるものなのです。

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なぜ感情が鈍くなるのか?

うつ病は脳の働きに影響を与える病気です。特に、感情をつかさどる脳の部位(扁桃体や前頭前野など)の機能が低下すると、喜びや悲しみを感じにくくなることがあります。

また、うつ病の特徴的な症状として「意欲の低下」や「思考の停滞」がありますが、これらが重なることで、感情も動きにくくなるのです。さらに、長期間ストレスにさらされたり、エネルギーが枯渇した状態が続いたりすると、心が防御反応として感情をシャットダウンすることもあります。

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感情の鈍麻がつらいときの対処法

感情が鈍くなると、生活に張り合いを感じられなくなり、さらに落ち込んでしまうこともあるかもしれません。しかし、これはうつ病の症状の一部であり、適切な治療やケアを続けることで、少しずつ回復していきます。

焦らず受け入れる

「何も感じない」と思うと、不安や焦りが生じるかもしれません。しかし、「今はそういう時期なんだ」と受け入れ、無理に「どうにかしなくては!」と感情を取り戻そうとしないことが大切です。

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小さな刺激を取り入れる

感情の鈍麻が続いているときは、急に大きな刺激を求めるのではなく、五感を使った小さな体験を意識してみましょう。好きだった音楽を流してみる、心地よい香りをかぐ、温かい飲み物をゆっくり味わうなど、シンプルなことから始めてみるのも一つの方法です。

医師やカウンセラーに相談する

感情の鈍麻が長期間続いている場合は、主治医や精神科や心療内科などの医療機関に相談することも大切です。抗うつ薬の調整が必要なこともありますし、認知行動療法などの精神療法アプローチが役立つこともあります。

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まとめ

うつ病による感情の鈍麻は、自分の意思でコントロールできるものではなく、病気の症状のひとつです。焦らず、少しづつ今できる小さな工夫を取り入れ、必要なときは専門家の力を借りながら治療に取り組んでいきましょう。無理をせず、自分のペースで向き合っていきましょう。

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