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家族がうつ病かも… どうサポートすればいい?
非定型うつ病 / 家族と家族関係について / うつ病
公開日:2025.02.22更新日:2025.03.02
どうサポートすればいい?
大切な家族がうつ病かもしれないと感じたとき、どう接したらいいのか悩むことがあるかもしれません。本人の負担を減らしながら、支えるためのポイントを紹介します。
まずは理解しよう
うつ病は「気の持ちよう」ではなく、脳の働きが変化することで起こる病気です。「頑張れば治る」「甘えているだけ」といった言葉は、本人をさらに追い詰めることになります。まずは病気について知ることが大切です。
無理に励まさない
「元気出して」「頑張れ」という言葉は、うつ病の人にとってプレッシャーになることがあります。代わりに「そばにいるよ」「何か手伝えることがあれば言ってね」といった安心できる言葉をかけるとよいでしょう。
日常生活をサポートする
うつ病になると、食事を作る、掃除をする、外出するなどの基本的なことも難しくなることがあります。無理のない範囲で、食事を作る、必要な手続きを手伝うなどのサポートをしてみましょう。
専門機関につなげる
必要に応じて、医療機関への受診を勧めることも大切です。ただし、本人が拒否している場合は無理強いせず、「いつでも相談していいよ」と伝えておくとよいでしょう。
自分自身も大切に
家族を支えることに一生懸命になりすぎると、支えている側が疲れてしまうこともあります。ときには自分の気持ちを吐き出せる場を持ち、無理をしすぎないようにしましょう。
まとめ
うつ病の家族を支えるには、理解と適切なサポートが必要です。無理に励まさず、必要なサポートをしながら、本人が安心できる環境を作ることが大切です。そして、支える側も自分自身を大切にしながら、一緒に向き合っていきましょう。